ジュニアオリンピック帯同報告
こんにちは!
だいぶ遅くなりましたが、3月26日から30日まで行われた春季ジュニアオリンピックカップに名古屋地区、尾張地区のトレーナーとして帯同させていただきました!
試合帯同では、選手の体のコンディショニングを中心に行います!
例えば試合前だとまず選手が違和感のあるところの柔軟性や姿勢などをチェック💡
筋が緊張しすぎている場合はストレッチや手技で可動域を出したり
緩んでいる場合はトレーニングさせたり
力が入るように動かしたりさせます。
今回の帯同で、1番選手たちが痛みや違和感を訴えてきた部位は "肩・肩の前"です。
柔軟性などのチェックをしていくと、大胸筋や小胸筋、胸郭の間の筋肉などがとても硬く、まっすぐ手が上がっていないという子がほとんどでした。
この状態では正しい位置で肩を回すことができないので、違和感が出てきたり、パフォーマンスが下がったり、長期間続くと障害につながってきます。
普段のトレーニング内容を聞いてみると、腕立て伏せや懸垂など肩周りや胸のトレーニングをたくさん行う選手が多いようです。
さらに詳しく聞いていくと
肩周りに違和感を感じている選手は、トレーニングした後にストレッチやクールダウンなどはしていないということです。
水泳は上半身の動きによって大きな推進力を得ることができるのでベンチプレスや腕立て伏せ、懸垂などのトレーニングはとても効果的です。
しかし、やりっぱなしではせっかく鍛えた筋肉が疲労したままで硬くなり、可動域がどんどん狭くなってしまいます....
それが、パフォーマンスの低下や怪我につながります!
トレーニングをしっかりしたら、そのぶんしっかりストレッチやクールダウンで自分の体のケアをしていかなくてはいけません!
トレーニングをした後にストレッチをすることで、筋疲労を軽減させ、筋硬度を軽減させるという論文もきちんとでています。*1
トレーニングした部位や強度によってストレッチの時間や行う場所は変わってきます。
練習後やトレーニング後のコンディショニングについてわからないことがあればお気軽にご相談ください😄
それでは🌸
*1:運動負荷後のストレッチングが筋硬度に及ぼす影響 木村篤史,松本和久,池内隆治